当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

精神科 看護師のやりがいとは、何ですか?

精神科 看護師のやりがいについて、あなたはどのようなイメージを持っていますか?「心の看護」「精神的なケア」といった優しいイメージを持っている看護師さんもいるでしょう。

また「怖い」「危険」「閉鎖的な所」といった暗いイメージを持っている看護師さんもいるかもしれません。

精神科は、よく聞かれる暗いイメージばかりではありません。働いていて面白いことや楽しいことも沢山あります。

そして看護師としてのやりがいや達成感も感じられる現場です。あなたも精神科看護のやりがいを知ることで、精神科の隠れた一面を知ることができるかもしれません。

今回は転職を考えている看護師さんへ、私の経験も含めながら、精神科で働く看護師のやりがいについてお話ししたいと思います。

精神科の看護師がやりがいを感じる瞬間・・・レクリエーションでの患者さんの笑顔

精神科 看護師がやりがいを感じるのは、どんな場面でしょうか?精神科の病棟では、レクリエーションがあります。

レクリエーションは看護師がその時の患者さんの希望を聞いたり、患者さんに適したレクリエーションを企画して実行します。

レクリエーションの内容はゲームやスポーツ、散歩、時には院外へ出て外食やカラオケに行くこともあります。

特に院外へ外出することは患者さんにとって大きなストレス発散となり、普段は見られないようなとても満足した笑顔が見られたり、楽しいという声が聞かれます。

そのような時に看護師としてレクリエーションを企画して良かった、患者さんに喜んでもらえたということにやりがいを感じます。

特に精神科は他科と比較して、孤独感が強い患者さんが多いです。家族であっても精神疾患や症状の理解は難しく、患者さんが入院した途端に家族が面会に全く来なくなってしまうことがあります。

患者さんの疾患が寛解しても、家族の受け入れが難しいために退院を拒否されることもあります。社会にも受け皿が少ないため、精神科療養病棟では長期入院を余儀なくされてる患者さんが多いのです。

このような状況のために患者さんは孤独を感じ、また愛情に飢えているのか、夜間に看護師に話を聞いてもらいたくて声をかけてきたりすることがあります。

だからこそ、レクリエーションなどで患者さんの満足したような笑顔を見ることで、看護師もとても嬉しい気持ちになり看護に対してもやりがいを感じられるのでしょう。

精神科 看護師のやりがい・・・疾患だけではなく生活を支えるということ

精神科の看護師のやりがいとして、別のものも考えられます。

精神科療養病棟や認知症病棟では、高齢の患者さんも多いため、病棟で転倒して骨折してしまう患者さんもいます。

骨折後に他病院に転院して手術をしても、精神疾患からリハビリテーションが進みにくく、歩行できずに車椅子生活のまま精神科病院に帰院してしまうことも多いのです。

そのような患者さんに対して、帰院後も看護師が機能訓練のプログラムを考えて歩行練習を行っています。

本来、看護師は機能訓練は専門ではありませんが、患者さんのADLやQOLの為には必要なことなので病棟スタッフで協力して毎日練習を実施していきます。

それによって、歩行できなかった患者さんが再び歩けるようになった時にはとても大きな達成感があります。

他科では疾患が治癒すればすぐに退院となり、看護師がリハビリまで関わる現場も少ないのではないでしょうか。

しかし精神科療養病棟は患者さんの生活の場でもあるのです。疾患の治癒だけでなく、包括的に患者さんの生活を支えることができるということは精神科看護師のやりがいであると思います。

精神科での看護師のやりがいは、退院した患者さんの姿を見て感じるのが一番?

精神科の看護師がやりがいを感じる一番の場面は、やはり患者さんの退院でしょうか?

精神科患者さんは、疾患や社会的な事情で長期入院をされている方も多いですが、再発による再入院を繰り返している患者さんも多くいます。

再入院になってしまう原因には、服薬の中断や、大きなストレス、単身のケースで生活リズムの乱れ・寂しさ等があります。

特に入院が長期になればなるほど、退院はどんどん難しくなってしまいます。だからといって早期に退院することには再発のリスクも高く、退院のタイミングはとても難しいのです。

しかし中には退院後の心配を抱えながらも、デイケアや外来通院を行いながら順調に自宅生活を送ることができている患者さんもいます。

そのような患者さんの姿を院外で見かけた時には、とても嬉しい気持ちになります。

多少期間はかかっても入院中の服薬管理や生活指導、そして退院支援まで実施し、生活の自立へ繋げられることは精神科看護師の大きなやりがいであると思います。

今回は、精神科療養病棟でのやりがいを紹介しました。他にも、精神科には救急病棟や急性期治療病棟、クリニック、デイケア、訪問看護と一環した体制があるので、現場によってまた違ったやりがいがあるでしょう。

精神科は閉鎖・隔離された空間、拘束、危険といった負のイメージが先行しがちですが、私たち看護師の関わり方によって再び社会復帰へ導くことができるという可能性を秘めている現場です。

心の看護を学びたい、疾患だけでなく生活を支える看護がしたいという看護師さんにはとてもおすすめでしょう。

看護師転職サイトのコンサルタントさんと一緒に、やりがいを持って働ける精神科の職場を探してみては、いかがでしょうか?


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ精神科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部

精神科の求人 - 看護師を辞めたい人へは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


転職サイトランキングを見る