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精神科の看護師としてチーム医療で働いてみませんか?

精神科の看護師とチーム医療についてのお話をここではしてみましょう。

精神疾患は完治が難しいことや症状も複雑なことから、関わることにためらう看護師さんも多いのではないでしょうか。

精神科に転職しても「自分が精神的に疲れてしまわないか」「すぐに辞めたくなったらどうしよう」なんて心配になることもあるでしょう。

しかし、あまり心配することはありません。近年の医療は、多くの診療科において多職種チーム医療が主流となってきています。

もちろん精神科にも多職種チーム医療は存在し、患者さんの精神症状や生活障害について他職種が多面的に関わっています。

きっと、チーム医療の体制が整っている現場であれば、あなたの心配や負担は少なくなるでしょう。今回は精神科のチーム医療について、私の経験も含めながらお話ししていきます。

精神科 看護師のチーム医療とは何ですか?

精神科の看護師におけるチーム医療についてですが、日本の精神科医療では、欧米と比べてとても長い入院期間が問題となっています。

近年は精神科救急病棟(スーパー救急)なども整備され、早期介入から治療、リハビリテーションを行い、短期間で退院を進める医療に変化してきています。

そのような入院期間の短縮化において、他職種チーム医療は重要な役割を担っています。院内においてチームを構成するスタッフは、精神科医、看護師、心理士、作業療法士、薬剤師、精神保健福祉士、栄養士です。

各職種が患者さんの疾患や症状、障害を多角的にアセスメントして、ご本人のニーズに合わせたきめ細やかな援助を行っていきます。

病院によっては、チーム医療を主体として、カンファレンスや患者さんへの心理教育、精神集団療法をおこなっている現場もあるようです。

チームにおける看護師の役割は、患者さんの精神症状の観察や投薬管理、生活指導などです。看護師は、患者さんと最も身近に関わっているためとても情報が豊富であり、チームにおける重要な情報源となっています。

精神科 看護師のチーム医療が精神的負担を軽減する

精神科の看護師は、チーム医療によって精神的なストレスを軽減されるものです。

精神科で看護師として働いていて残念だなと思う時は、患者さんが再入院を繰り返すとき。

再入院の要因には、投薬管理が出来なくなることや大きなストレス、生活の乱れなどがあります。

入院中、看護師が一生懸命に投薬管理や生活指導を行っても、精神科の患者さんは退院後に薬を勝手に中断してしまい症状が再燃してしまうことがよくあります。

このような再入院が繰り返されると看護師も「何の為に頑張っているのだろう」「報われない」とやりがいを失ってしまうこともあるのです。

このようなことが、精神科看護師にとって大きなストレスとなることがあります。

しかし他職種チーム医療は院内だけではなく地域にも存在しており、院内の看護師の大きな助けとなっています。

地域のチームは、外来やデイケアのスタッフ(看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理士)、訪問看護師、福祉事務所のケースワーカーや地域生活支援センターのスタッフなどです。

退院前に地域の担当スタッフと連携を取り退院調整をすることで、安心して院内から地域へ送ることができます。

そして退院後も連携を取りながら、状態が悪化したら病院へ、寛解したら地域へと柔軟な対応を行っていきます。

このような連携が取れることは、院内の看護師が失望や無力感を一人で抱え込むということを予防できるのではないかと思います。

精神疾患は完治が難しい疾患であり、患者さんを取り巻く家族も複雑な事情を抱えていることが多いです。病院と地域で連携して、長い目で精神科患者さんと家族を支えていく必要があるでしょう。

精神科 看護師のチーム医療が整っている現場を探そう!

精神科の看護師は、チーム医療が整っている職場を探すのがおすすめですが、体制が整っている現場は、まだ少ないのではないかと思います。

特に古くからある精神科専門病院では、やはり療養型病棟が多く数十年もの長期入院をしている患者さんも多くいることが実際です。

また病院によっては過去に犯罪歴があったり、天涯孤独によって社会的入院をされている患者さんが多い現場もあります。

このような現場では、あまりチーム医療には力は入れていないと思います。地域によっても、クリニックやデイケア、福祉事務所の連携体制がしっかり整っている現場もあれば整っていない現場もあります。

私が現在働いている職場は、あまりチーム医療に力を入れていません。私の経験では、精神科医や薬剤師が忙しく全く患者さんの訴えを聞いてくれないために、患者さんが看護師にばかり強い不満を訴えてくることが良くあります。

やはり看護師がどんなに頑張って看護をしていても、他職種が協力してくれなければ患者さんは良い方向へは向かいません。

このようなチーム医療があまり機能していない現場は、看護師の精神的な負担も増えてしまいやすい傾向があると思います。

もしあなたが、精神科チーム医療と共に働いていきたいと考えているのであれば、無料転職サイトに登録してチーム医療の体制が整っている職場を探した方が良いでしょう。

実際に見学してみるのも良いと思います。きっとやりがいのある精神科の現場と出会うことができると思いますよ。まずは看護師転職サイトに相談してみませんか?


執筆者情報

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