当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
目次 [目次を隠す]
精神科 看護師の男女比率は?・・・気になる!
精神科での看護師の男女比率は、どのくらいなのでしょうか?
そもそも、精神科にはどのようなイメージを持っていますか?
「ちょっと特殊な現場かな」「なんだか怖そう」「女性よりも男性の看護師に向いている現場かな」なんてイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
精神科は確かにちょっと特殊で、他科よりも比較的男性の看護師は多いと思います。
しかし現場によっても男女比率は違いますし、男性看護師にも女性看護師にも、それぞれの役割があるのです。
今回は精神科で働く看護師の男女比率の実際と、その役割について簡単にお伝えします。
精神科 看護師の男女比率の実際は?
精神科 看護師の男女比率って、実際のところ、どうなのでしょうか?
「精神科って、男性看護師が多いのかな?」と思っている看護師さんはいますか?
実はそうでもありません。精神科の現場によって違います。
精神科の救急外来や緊急入院を受け入れている病棟は、急性症状をきたしている患者さんが運ばれてくるので、暴れていたり暴力を振るう患者さんを押さえる必要があるために男性看護師の方が女性看護師よりも多いです。
成人男性が理性を失って暴れたら女性看護師は到底抑えられず、逆に殴られたりしてしまう可能性もありますので男性の方が適している現場でしょう。
一方、急性期を脱した精神科療養病棟や認知症病棟では、看護師の男女比は同比率もしくは女性看護師の方が多い傾向にあります。
療養病棟では急性症状をきたす患者さんは少なく、むしろ社会的入院をされている方が多いため、急性期のような力仕事はあまり必要になりません。
入院患者さんも高齢の方も多いため、もし暴力行為があっても、女性看護師でも何とか対応は可能です。
基本的に、男性看護師も女性看護師も業務内容は変わりません。
精神科 看護師の男女比率・・・男性と女性の適材適所
精神科 看護師の男女比率を考えるにつけて、精神科は患者さんの暴力行為等の対応や拘束、教育的関わりを踏まえると、やはり男性看護師の方が向いているのでは…と思いがちですが、そんなことはないと思います。
男性看護師と女性看護師、それぞれの役割はあります。興奮している患者さんをなだめたり抑えるには、やはり男性看護師の力が必要です。
また、スタッフに対して高圧的・攻撃的な患者さんは、同じ内容の話をしても、女性看護師よりも男性看護師の言うことの方を聞き入れることもあるのが実際です。
精神科の患者さんは、自分よりも力が強い人(男性)と弱い人(女性)によって態度や訴えを変えることもあるのです。
このような患者さんに対応する時は、女性看護師だけでは難しく男性看護師の存在も必要だと思います。
しかし、女性看護師の存在もとても重要です。精神科は、若い患者さんは10代後半から40代の女性患者さんもいらっしゃいます。
そのような女性患者さんの身の回りの看護をするときは、同性介助が重要になります。
たしかに女性のプライバシーを守るという意味も大きいのですが、精神疾患では特別注意しなければいけません。
例えば、妄想があるような女性患者さんに対して男性が排泄介助を行うと、その行為が性的にいたずらされたという被害妄想に発展してしまうことがあります。
また、女性患者さんが男性看護師に好意を抱かれているという妄想を抱いてしまうこともあります。
結果、陽性症状を助長してしまい治療の妨げになってしまうため大きな問題となります。
このように精神科には、男性看護師・女性看護師それぞれに適した場面・役割が多くあります。
精神科 看護師の男女比率・・・女性が安心して働ける職場
精神科 看護師の男女比率の話をここまでしてきましたが、どうでしょうか?
精神科の救急外来は、精神科を専門的に学びたい看護師さんには良い現場だと思います。
しかし個人的な意見となりますが、女性看護師にとっては身体的にも危険が多く正直あまりおすすめとはいえません。
一方、病棟業務は残業がなく、夜勤業務も仮眠・休憩がしっかり取れるので体力的な負担は少ないです。
更に精神科専門病院は、院内保育などの福利厚生が整っている職場が多い傾向にあります。
ですから、子育てや介護をしている看護師さんにとってはとても働きやすい現場となっています。
実際にも、業務負担が少ないことや院内保育が充実しているといった理由で、精神科に転職される女性看護師さんも多いようですよ。
男性にも女性にも働きやすい精神科、あなたも探してみませんか?
まずは看護師転職サイトに相談してみてはいかがですか?
執筆者情報
精神科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部
精神科の求人 - 看護師を辞めたい人へは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。