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精神科の看護師ならブランク明けの再就職も大丈夫!
精神科の看護師は、ブランク明けの人でも大丈夫なのでしょうか?
看護師は比較的女性が多いので、結婚や妊娠・出産、介護などで一定期間お仕事を離れる方も多いですね。
しばらくお仕事を離れていると、再就職する時の不安はつきものです。
以前とライフスタイルが変わり、主婦業や子育てとの両立が必要となる看護師さんも多いのではないでしょうか。
そんな看護師さんに、精神科はおすすめです。精神科は急性期から慢性期まで様々な現場を選ぶことができます。
ブランクがあってもポイントをつかんでいれば、心配しなくても大丈夫です!
今回はブランクがある看護師さんへ、精神科現場への就職・再就職についてお伝えします。
精神科は急性期から慢性期、地域看護まで幅広い職場があります。現場ごとにお話ししていきましょう。
精神科では看護師にブランクがあっても働けますか?(急性期)
精神科 看護師としてブランク明けに働くのは容易なのでしょうか?
まず、急性期の現場からお伝えしましょう。
精神科救急は、1996年に新設された精神科急性期治療病棟をしのぐという意味で“精神科スーパー救急病棟”とも呼ばれています。
24時間体制で患者さんを積極的に受け入れている病棟です。
施設基準がとても厳しいため看護師の配置基準も手厚く、最近は病棟の数も少しずつ増えてきており求人募集も多くなってきています。
やはり措置入院や応急入院などの受け入れが多いため、現場は忙しく、患者さんの急性症状への対応も必要となる現場です。
ですからこれまでに一般救急や精神科救急の経験がない看護師さんにおいては、忙しい、体力的にきついと感じる可能性があると思います。
しかし、「今後は精神科の勉強を専門的にしたい」と考えている看護師さんには、入院から退院まで一貫して学ぶことができる現場といえます。
新卒の看護師さんも入職していますので、ブランクあっても学びたいという意欲がある看護師さん、体力には自信があるという看護師さんなら十分に働くことができるでしょう。
精神科の看護師、ブランク明けはゆっくりと仕事に慣れていきたい!(慢性期)
精神科の看護師としてブランク明けにゆっくりと慣らしていきたいという人には、慢性期の現場をおすすめしたいですね。
精神科療養病棟や認知症病棟の看護業務は、バイタル確認からADL介助(食事・排泄・入浴)、医療行為、カンファレンス、レクリエーション、作業療法への送迎や監視等を行います。
医療行為は配薬、点滴管理、気管吸引、採血など簡単なものが多く、特別な医療知識や技術は必要としません。
患者さんも慢性期のため、急性症状もなく女性看護師でも安心して働ける現場です。
また、業務の流れもゆっくりで忙しくなく残業もありません。
ですからブランクがある看護師さんにとって、精神科療養病棟や認知症病棟はゆっくりと仕事に慣れていける現場だと思います。
これまでに精神科の経験がない看護師さんでも問題なく働けるでしょう。
特に医療の世界は日々進歩しているので、長期間ブランクがあると時代の流れと共に医療器具や医療行為の方法も大きく変わっていることがありますよね。
ブランク明けは、医療行為についても他のスタッフに確認しながら慎重に行っていきたいものです。
やはり忙しい現場よりも療養病棟のようにゆっくりと働ける現場の方が、気兼ねなく他のスタッフに声をかけられたり教えてもらうことができるので、安心して働けると思います。
また精神科クリニックや精神科デイケアも、ブランクがあっても問題なく働ける現場でしょう。
看護師の仕事内容は、外来業務では患者さんの案内や予診、採血、点滴、注射などを行います。
デイケアでは、健康管理(相談・援助)、服薬についての相談と指導、レクリエーションの手伝いや見守りなどを行います。
現場にもよりますが、基本的にはそんなに忙しくはなくブランクがあってもゆっくり仕事に慣れていけるでしょう。
勤務時間は9時~18時、遅い現場で20時までとなります。
夜勤はありませんので、仕事復帰後の体力面に心配がある看護師さんや、生活リズムを崩したくないという看護師さんにおいてはおすすめの現場だと思います。
精神科の看護師はブランクがあっても大丈夫?訪問看護の場合
精神科訪問看護はブランクがあっても、これまでに精神科の経験や一般的な訪問看護の経験がある看護師さんなら、問題なく働けると思います。
しかし、精神科や訪問看護の経験が全くない看護師さんにおいては、少し難しいと感じる現場かもしれません。
やはり訪問看護は、患者さんの自宅では看護師一人で対応することになります。
特に日中だけでなく夜間も、患者さんからの緊急電話の応対をしたり必要に応じて緊急的に訪問することもありますので、精神科や訪問看護の経験がないと判断に迷ったり負担を感じることもあるでしょう。
しかし、現場によっては精神科クリニックと精神科訪問看護を兼務をしている現場もあります。
そのような現場の方が少しずつ慣れていけるのではないかと思います。
精神科の看護師としてブランクを生かして働いてみませんか?
精神科 看護師を、ブランクを生かして働くという考え方も大事です。
精神科という現場は疾患の寛解・治癒だけでなく、看護師が生活指導として関わり患者さんの生活の自立を目指していきます。
しかし、多様な精神症状に対して一言に生活指導、コミュニケーションといってもなかなか一筋縄では解決しないということが実際です。
看護師は患者さんに寄り添うだけでなく時には厳しい態度をもって接することも必要となり、特に精神疾患の患者さんに対しては、その精神的な距離やバランスがとても難しいということが特徴です。
中には、家族の受け入れが難しいことで長期入院を余儀なくされている患者さんも多く、患者さんが看護師に悩みや気持ちを話しにくることもあります。
このような複雑な精神科患者さんと関わることにおいて、看護師は疾患を看るだけでは勤まりません。
患者さんの気持ちや考えを理解すること、そして精神的ケアといった視点を持つことが重要となります。
ですからあなたの出産や子育て、親の介護、他の職業などの様々な人生経験は、精神科においてとても役に立つ経験となると思います。
精神科は、あなたのような経験豊富な看護師さんが必要とされる現場です。
あなたのブランク期間での人生経験を精神科の職場でより良く生かしてみませんか?
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